保険

個人年金保険の予定利率に騙されるな!実質利回りは予定利率の6割しかなかった!

こんにちは。ともよです。私は個人年金に現在加入中です。この個人年金は親の勧めで社会人になったばかりの頃に加入したものです。今回個人年金保険の実質利回りを計算して、保険証券記載の予定利回りと比較してみました。

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加入中の個人年金

調べた結果、私は住友生命の「たのしみ1番」と呼ばれる個人年金保険に加入していたようです。死亡保障などは一切なく、貯蓄性の高い保険です。

生命保険証券に書かれている予定利率は1.65%です。ネットで調べところ、割と良心的な部類の保険のようです。

契約概要を記した設計書によると、毎年、定額¥119945を支払い続けると35年後には507万円になっているようです。支払う保険料の合計は419.8万円なので35年間で約1.2倍になるようですね。

「積立¥119945×35年=419.8万円 → 年金は507万円もらえる!」ので90万弱儲かってお得!と感じる人もいるかもですね。

予定利率から35年後の年金額を計算してみた

予定利率=実質利回り(1年間に増える割合)と想定して、35年複利で計算すると571万円となりました。あれ?契約概要に乗っていた数値は507万円なので60万円ほど数字が違うんですが・・・。

予定利率=実質利回りではない?

もう一度生命保険証券を確認しました。すると小さくこんな記載がありました。

保険料を算出するにあたり、将来の資産運用により生まれる利益を想定し、あらかじめ一定の割合で割り引いています。この割引率を保険料計算利率(予定利率)といいます。なお保険料は保険料計算利率の他に予定死亡率、予定事業費率を用いて計算しており、単に保険料に保険料計算利率を付利して積み立てられるものではありません。

 うーん。つまり、「実質利回り=予定利率ー割引率」なんですね。そして割引率は、予定割引率(被保険者が死亡した時に拠出される保険金をどれくらい用意しておかねばならないかや、保険入会・運用・解約の運営費がいくらかなどによって決まります。 

本当の実質利回りはいくらなのか?

ここで、507万円と毎年¥118845ずつ積みてているという情報から実質利回りを計算してみました。結果は、1.02%!予定利率1.65%より随分低いです。私が入っているのは、予定利率1.65%、実質利回り1.02%、割引率0.63%の保険ということです。今回の個人年金は死亡保障なしの保険なので、割引率の0.63%分は全て保険の運用(営業、入会手続き等の事務作業)などに当てられているということですね。

実質利回り1.02%ってどれくらい得なのか?

各種資産運用方法での利回りを調べてみました。

  • ゆうちょ定期預金 年利0.01%
  • 日本国債(個人向け) 年利0.05%
  • 米国債 年利2%
  • 株式(国際分散インデックスファンド) 年利4〜6%

定期預金や日本国債よりは全然利率は良いですね。ただ、米国債やインデックスファンドには圧倒的に負けています。例えばインデックスファンドで年利4%を達成したとすると手数料で1%取られたとしても年利3%、35年間¥118845ずつ積み立てると35年後には747万円になっています。個人年金保険よりトータルで240万円得ですね。インデックスファンドの方が圧倒的に得します。

まとめ

加入中の住友生命「5年ごと利差配当付生存重視型個人年金保険10年確定年金」通称「楽しみ1番」の予定利率について調べました。

予定利率1.65%に対し、計算した結果、実質利回りは1.02%であり、0.65%ほどの開きがありました。予定利率の約6割しか実際は被保険者に還元されていないということです。どう考えても利率が悪いので、インデックスファンドなどの他の資産運用方法に乗り換えた方が良いかもしれませんね。