今回は、仮想通貨を貸し出して利息の稼げる、貸し仮想通貨のサービスを提供している取引所やレンディングサービス業者をご紹介します。
ちなみに、以前にレンディングサービスについて調べた記事はこちらです。

今回は、良いサービスがたくさん出てきていますので、この記事の2020年度版としておすすめを3つ紹介させていただきます。
1.BlockFi(ブロックファイ)
こちらは、米国の仮想通貨専門のレンディングサービスです。日本から利用しても問題ないとされています(※ブロックファイ側の主張)。
貸し出し通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、USDコイン、ジェミニドルの5種類です。ビットコインとステーブルコイン(USDコイン、ジェミニドル)については日本の取引所がやっている貸し仮想通貨サービスより高金利です(2020年4月時点)。
また、こちらのサービスはあらかじめレンディング期間を決めることなく、引き出したいタイミングで資金を引き出すことができますので、本当にレンディングというより預金のような感覚で使うことができます。
2.GMOコイン
GMOコインは、2020年4月時点で、様々な通貨を最大5%/年の利率で貸し出せるサービスを提供しています。対応通貨はビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、ライトコイン 、XRP、ネム、ステラルーメンの7種類。
利率は、6ヶ月間のプランで年率5%で、ビットコイン以外はBlockFiより高金利です。しかし、 金利5%で運用しようとすると6ヶ月間の資金拘束が発生します。
BlockFiだと、日本円の入金が直接できなかったり、サイトが全て英語なので、これから仮想通貨を買って貸し出しもしてみようという人には少しハードルが高いです。そのため、初心者の人にはGMOコインの方がおすすめです。
3.コインチェック
コインチェックでも貸し仮想通貨のサービスを提供しています。
対応通貨は、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、リスク、イーサリアムクラシック、モナコイン、ネム、ファクトム、ステラルーメン、クアンタムの12種類。金利は最も資金拘束の長い365日プランで年利5%で、GMOと並びます。
対応通貨が多く、年利も5%とかなり高いため、良いサービスなのですが、1点問題点として、なかなか貸せない(貸し出し申請してから1年間承認されなかった例も…!)という状況があります。